MacでiTunesに入っている音楽ファイル(拡張子.m4a
)を、Windowsで再生できる形式(拡張子.mp3
)に変換したい!
ということで、調べてみたらフリーソフトで簡単に変換できたのでご紹介します。
m4a形式とmp3形式の違い
まず音楽ファイルの形式(拡張子)について少し触れておきます。
画像もjpg、png、gifなど色々な種類があるように、音楽ファイルにもいくつかの形式があります。
Windows(Windows Media Playerなど)を利用されているならWMAやMP3。Mac(iTunes)を利用されているならM4AやAIFFなどが一般的ですね。
どれがいいのか?というのは、圧縮方法、音質、ファイルサイズ、再生可能機器…などによって異なりますので今は置いておきます(一長一短です)。
ちなみに、MP3というフォーマットは規格が古いので再生可能機器が多いです。今回も再生できなかったM4AをMP3に変換したかったので、コンバーターを探すことにしました。
ファイル形式を変換する方法
ファイル形式を変換すると言っても、単に拡張子を変換するだけではダメで、圧縮などをやり直す必要があります。
MacでM4AをMP3に変換したい場合、
- iTunesで変換する
- Webサービスで変換する
- アプリ(ソフト)で変換する
など、いくつかの方法があります。
iTunesでできるならiTunesでやればいいじゃん!っていう話しですが、変換時だけ設定を変更して、終わったら設定を元に戻したりしないといけないので、面倒くさいな…と。
また、Webサービスでも無料で変換できるサービスがあるのですが、一気に多数のファイルをコンバートするのはソフトの方が圧倒的に速いです!
ということで、今回はAppStoreでダウンロードできるおすすめアプリケーション「Switch Audio File Converter Free」でM4AをMP3に変換する方法をご紹介します。
フリーソフト「Switch Audio File Converter Free」
「Switch Audio File Converter Free」は40種類以上のオーディオファイルを別の形式に変換してくれるフリーソフトです。
有料版と無料版があり、無料版では扱えるファイルの種類が制限されているようですが、M4A→MP3への変換は無料版でいけました!
使い方
Switch Audio File Converter Freeを起動
AppStoreでダウンロード・インストールした後、「Switch Audio File Converter Free」を起動すると下記のウィンドウが立ち上がります。
変換元ファイルを選択
まずは変換したい元ファイルを選択します。左上の「Add File」というボタンをクリックすると、フォルダが開きますのでファイルを選択します。
上記はテストとして「misic-file.m4a」というファイルを選択した状態です。
もちろん1ファイルだけでなく、一気に複数ファイルを選択することもできます。
変換後のフォーマットを選択
左下にある「Output Format」というセレクトボタンから、どのファイル形式に変換したいかを選択します。
今回はMP3形式に変換するため.mp3
を選択しました。
ちなみに、キャプチャにあるように、.mp3
だけでなく、
- .aiff
- .aif
- .au
- .gsm
- .mov
- .raw
- .vox
- .wav
などへも変換できます。その他グレーアウトになっている拡張子は選択できなかったので、有料版を買うとすべて選択できるようになるのだと思います。(たぶん!)
コンバート!
では、いざコンバートです。右下にある「Convert」というボタンをクリックすると変換が始まり、下記のような画面になります。
複数ファイルがある場合は、何個目のファイルを変換中かを表示してくれます。
なお、「Convert」ボタンをクリックしたあとに、変換後のファイルをどこに保存するか?を聞かれますので、出力先を指定してください。
(「Open Output Folder」で事前に指定することもできます)
完成
見事M4AをMP3に変換できました!
10M程のM4Aが約20秒でMP3に変換されました。
そして、無事にWindowsで再生できました!
音質(圧縮率)の設定方法
ちなみに、エンコード前に「Encoder Options」で音質(ビットレート)などを設定できます。
以上、Macで音楽ファイルm4aをmp3形式に変換するフリーソフト「Switch Audio File Converter Free」の使い方をご紹介しました!